IT翻訳をやったときの経験から

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もう10年以上前になりますが、IT翻訳を少しだけやっていた時期がありました。前職の取引先だった方に声をかけていただき、大企業が使うらしいソフトウェアのUIやマニュアルのチェッカーと翻訳両方やりました。翻訳のための教育も特に受けていませんでしたが、その当時心がけていたことは、一貫していて適切な日本語の選択でした。旧バージョンのマニュアルや関連する他のソフトウェアの訳語と合わせようと必死になっていました。一般にはなじみのない業務に使うソフトウェアだったため、結構悩みながら訳していました。旧バージョンのマニュアルがWebに公開されていたのでダウンロードして参考にしたり、講座の中でもやっているように、Google検索でその用語の使いまわしが業界的に実際にあるかどうかを確認することもやっていました。

窓口の方が知人だったこともあり、分からないところはかなり問い合わせていました。恵まれていたと思います。今だときっと通用しませんね。そして私以外に台湾人の方が翻訳したものをチェッカーとして目を通したこともありました。日本語ネイティブからすると、訳のできはいまいちでしたが、とにかく圧倒的な処理スピードに驚いたのを覚えています。現在はもっと脅威になっているんでしょうね。

過去の経験や感覚を生かしつつ、状況は格段に厳しいと思うので、覚悟してやっていきます。

<本日の視聴ビデオ>
0328 Varian-GC/MS特許を読む(10)
0330 Varian-GC/MS特許を読む(11)
0331 Varian-GC/MS特許を読む(12)
0332 Varian-GC/MS特許を読む(13)

ホトトギスの花

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