Xmindを使って特許明細書の要点を把握するための工夫

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先日、大規模なネットワーク障害が発生しましたね。幸いなことに個人的には仕事でもプライベートでも影響はありませんでした。以前、ネットワーク関連の勉強をしていた時期がありましたので、意識的に関連記事を読むようにしています。

米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか?-日経ITPro
Route leak via Google and Verizon causing internet outages in japan and beyond-BGPmon.net

IT系のサイトで取り上げられることが増え、自分の興味もなくならないうちに、広域ネットワークに関する特許明細書も読んでおこうと思い、ニュースにも出てきたKDDIの特許を選んでみました。

偽装ネットワークトラフィックを検知する方法、装置、及びプログラム-KDDI株式会社 、テルコーディア・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 公開番号2013-106354

マインドマップで項目ごとに要約する

Xmindでマインドマップを作りながら、テキストを項目ごとにコピーペーストします。トピックごとにその部分の要約を、Xmindの要約機能を使って書き込んでいます。『エンジニアのための図解思考』で勉強したので、学んだことは活用しないと!

ラベリングを意識して特許明細書をマインドマップ化

要約を書きたいトピック列の最後尾になるサブトピックをクリックで選択し、図にある要約ボタンをクリック(挿入メニュー>要約 もしくはショートカットキーCtrl+]でも可)で要約のトピックができますので、そこにテキストを書き込みます。

吹き出しで重要語を目立たせる

分からない言葉や重要そうな言葉を抜き出して、調べた後に情報を追加できるよう吹き出しを使っています。挿入>吹き出し(ショートカットはAlt+Enter)です。デフォルトでは要約と同じ色だったので、区別するために自分で黄色に変更しました。「テーマを編集」(Pro版限定の機能)で吹き出しの色を変更できます。具体的なやり方は過去記事のここをご覧ください。

図を使って分かりやすく

任意の図(JPGやPNGファイル等)をエクスプローラーのフォルダから、目指すトピックに向かってドラッグアンドドロップして図を挿入できます。関連する箇所に特許明細書の図を挿入することもできます(マインドマップとのバランスを考えるとだいぶ小さくなりますが)。

偽装〇〇のイラストをしたマインドマップ

「偽装IPトラフィック」の説明に、いらすとやで「偽装」で検索して出てきたイラストを載せました。直接ピッタリなイラストでなくても、印象に残るイラストが後で思い出しやすいです。

前にも書きましたが、マインドマップを使いながら読むと自然に特許明細書の文章構成が意識できるので良いです。なかなか進みませんが、手を動かし、図を加えることで印象付けられると思って頑張ります。

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