今日は自分が大好きなコーヒーにちなみ、放射線とは関係ないのですが、以前からダウンロードしてあったエスプレッソマシンの特許明細書を読みました。私はエスプレッソというよりはミルクたっぷりのカフェラテが好みで、自分で家庭用のマシンで淹れたこともありますので、機械の構造がなんとなく分かりそうと思い、選びました。
発明の名称は、「エスプレッソコーヒーメーカー用の秤量装置、及びかかる装置を組み込んだエスプレッソコーヒーメーカー」です。
エスプレッソマシンの中に重量を測る機構を組み込み、前面に配置されたディスプレイを通じて、タイマー機能とともに1ボタンで使えるようになっています。
背景技術の0006には、エスプレッソの味を決定する要素が挙げられています。
味を決定する要素は何に依存しているかを書き出しました。
- 使用する粉の量:バリスタが決定
- 粉の細かさ:グラインダーの設定による
- 粉を詰めるのに用いる圧力:バリスタの手動
- 装置の水圧:エスプレッソマシンに依存
- ショットを作るのにかける時間:バリスタが決定するが、エスプレッソマシンで計測可能
味を決定する要素の中で、エスプレッソマシンが関与できると思われるのは、装置の水圧とショットを作るのにかける時間ということになります。
秤量装置とタイマーによって、現在のショットの時間や流量を記録し、バリスタが今の組み合わせがベストという設定を記録して、ベストショットを再現しやすくする発明であると理解しました。
出願人はラ マルゾッコ エス アール エル。名前からしてもイタリアの会社と思っていましたが、住所はアイルランドになっていました。本格的なエスプレッソやカフェラテを出すカフェなら、「La Marzocco」のロゴのついた大きな機械を目にする機会があると思います。バリスタのコンテスト等で指定のマシンに選ばれることもあります。
なんと、本社は見学できるんですね。行ってみたい。その節は、旅費は経費で落とせるのでしょうか?(笑)
請求項の0004で「Strada」という商品名が出てきました。これはStradaを使用してエスプレッソを淹れている動画です。ディスプレイを確認しながら抽出している様子。
化学式も物理も何も出てこないのに、まとめるのに随分時間がかかってしまいました。もっと量をこなしていきたいです。
<本日の視聴ビデオ>
1630 翻訳祭を斬る!
1631 好きなこと・稼ぐこと・将来のこと
1641 人工知能時代に生きる
コメント
エスプレッソの世界へようこそ!
みたいなオウンドメディア立ち上げて
そこでアフィリエイトしているから
全世界の会社を訪問して
記事入れしたいんですよ
って言えば、「経費」でしょうね。
それなりの規模のオウンドメディアは構築して
実績示さないと
税務署に「否認」されて終了~。(^_^;)
味を決める要素
キーパーツ
など
マインドマップで整理すると
エスプレッソのオウンドメディアのコンテンツになります。
さっさと別ブログを立ち上げてください。
ブログ上げてまだ1時間しないのに素早いコメントに驚愕しております。飲食関係のサイトは誰でもとっつきやすいせいか非常に多いですし、エスプレッソやコーヒーのサイトもよくあるので、いまさらレッドオーシャンと思っていたのですが。独自性をどうやって出せるのか?特許明細書や何かとのかけ合わせでしょうかね。
わたしはエスプレッソに詳しいわけではありませんが、
抽出=化学操作ですが
余計な成分を抽出しないための「何か」があるのでは?
同じものを同じように売るのなら
メーカー間の差別化はできないはずですが
何に着目して
何が得意・不得意なのか
このあたりの着眼点は
普段鍛えた着眼点が活かせるのかも知れません。
これからは、
下克上のようなコピペ作業で勝ち抜ける時代ではないと思います。
マニュアルが無いから勝てる。
形が無いという無形の形があるのではないか、と思っています。
その先は実際にやってみて、アクセス解析しながら
自分が先頭を走っているというプライドでやってください。
結果、マニュアルが売れるかも知れませんし、
セミナーやったら、集客できるかも知れませんね。
どこかに教えてくれる人がいるという発想だと
後追いしかできないと思いますが。
ライバルが多いなら
ライバルを分析して
マップにしてみたらどうですか。
それをまずコンテンツにしてみる。
エスプレッソ世界の歩き方
とか。
その上で付加価値が出せるかどうか。
考えていてもしょうがない気がします。
ライバルすらもコンテンツ化!!
他の特許明細書からも、技術的解説があるかどうか探してみます。