クロスサイトスクリプティング特許明細書、まだ続いてます。
コンピュータvsコンピューター
「ユーザ」「コンピュータ」の最後の長音は伸ばすのかどうかですが、これについては、マイクロソフトが日本語表記の変更を2008年に公表しています。
マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更についてーマイクロソフト株式会社
要するに、ユーザ⇒ユーザー、コンピュータ⇒コンピューターのように最後の長音は伸ばすルールとしたということなのですが、これに従うなら、コンピューター、フィルターになるべきなのですが、この明細書はそのようになっていませんでした。特にこの特許は他でもない、マイクロソフトの特許なので長音表記は守ったほうがよいと思いますね。
なお、日本翻訳連盟の『JTF日本語標準スタイルガイド(翻訳用)』でも、長音は省略しないことになっていました。
ちなみにマイクロソフトの用語集やスタイルガイドはこちらから各言語のものをダウンロード可能です。IT翻訳もやりたいので、MultiTermに追加しようと思います。
Microsoft ランゲージポータル
気づきとまとめ
プロの翻訳者たるもの、正確な言葉遣いには自信を持てるよう、スタイルガイドに精通し、普段から「ユーザー」「コンピューター」と書くよう意識して活用していきたい(やっぱり面倒で時々省略していました、笑)。
コメント
わたしは付けないクセがついているので
最後にマクロで変換しています。
経験から
気をつける、ってスキームは
やめたほうがいいです。
人間の注意力はアテにならない。
コメントありがとうございます。
確かに、注意力に頼るのは限界があるので、ツールを活用するほうがいいですね。