『エンジニアのための図解思考』第10章を読みました。未読だったので練習問題もやってみました。携帯電話の充電機能の説明をグラフで表すものでした。前半だけだいたいあってました。後半は思いつかなかったです。何かを説明するとき、何グラフがよいか考えるのって意外に難しいですね。
この章では、論理思考の裏付けとして必要な0次情報の重要性について論じられています。
0次情報:自分自身が体験により確認した情報
1次情報:自分で体験した人から直接聞いた情報
2次情報:1次情報を誰かが編集加工した情報
TVやネットで評判の飲食店に足を運んでみてがっかりすることがあるように、2次情報だけに基づいて判断することなく、できるだけ0次情報や1次情報により裏付けを取って判断することを勧めていました。例として、水が100℃で沸騰するすることを教科書で読んで丸暗記だけの人と、実際にお湯を沸かして温度を測って確かめる人との違いもあげてられていました。自分の視覚、聴覚、触覚などを通じて体験することは身体感覚として身につくということです。
例えば化学を勉強するときに、全ての人が実験道具をもって実験できるわけではないですが、化学模型を組み立てたり、ChemSketchを使ったりすることだけでも体験に近いのではないかと思いました。また、展示会などで開発技術者から直接説明していただく機会があれば、1次情報を取得できますね。
今のところ学習素材は本やネット情報がほとんどなので2次情報頼みになってしまいますが、可能な範囲で自分で手を動かしたり、例えで考えたりして自分のものにしていきたいです。