管理人さんのおかげで、マスターCV第一版のめどはだいたい立ちました。しかしながら、とてもお恥ずかしい話ですが、例のトライアル動画の課題をやってみようとしたのですが、まったくできませんでした。我ながら、この10か月近く何をやっていたのか。化学の知識もほぼゼロ、特許明細書も読んだことがない、対訳もできてない、あれもこれもで、どれひとつ形になっていません。この10か月で変わったことは、数年前からドメインだけとっていたこのブログが細々と続いていることと、少しアフィリエイトを始めたことぐらい。それは決してメインの目的ではありませんし。受講することを認めてくれて、応援してくれている家族に大変申し訳なくて。
全く稼げていないのに心苦しいのですが、あと1年は挑戦を続けることを認めてもらいました。住環境があまり勉強に適していないので、近々自分に投資する意味でもうちょっと広いところに引っ越す予定です狭い部屋に住んでいたから十分勉強できなかったというのは言い訳に過ぎないのは分かっています。自分に投資する覚悟ができていなかったからなのです。もう家賃増に内心ビクビク。
結局すべては自分のせい。全然実力がついていないのも、自分の能力に対する見積もりが過大過ぎたからがっかりする。年齢とともに能力は衰えているのを切実に感じますが、それは若いうちに行動できていなかった自分のせいなのです。翻訳で稼いだ自分を想像してマインドマップを描いても、特許明細書を集めても「こんなの無理、自分ひとりで営業かけて、お客を見つけて、分からないことも自力で解決して、なんて自分にできるわけがない」「特許も化学も数学も難しすぎて、もうやりたくない」と主張する自分がいるのです。
思い返すと、30代、いいえ20代の頃から自分のスキルを探し続けていました。ずっと自分を変えたい、変わりたいと考えている、そう思い込んでいました。でも、たいして変わっていない。変わらない理由は、自分の中に変わりたくない自分がいるのだと改めて気づきました。これまでいい本を読んだり、いいセミナーに行って「これがあれば自分を変えられる」とその時は思いますが、実行できていませんでした。もう一人の自分=潜在意識が邪魔しているとしたら、どうすれば潜在意識を味方につけて変化できるのだろうか…
…と考えていたら、家にこの本がありました。恐らく自分で買ったのに実行できていなかったものの一つです(笑)。
簡単に言うと、自分がなりたい性格の筆跡に似せて書くのを3週間続けると、潜在意識へアプローチして自分がそのように変化するということのようです。後ろの方に筆跡以外の方法も書かれていましたが、だいたい他でも読んだことがある内容です。
そういえば、新しいことを習慣化するには21日かかるというのをよく聞きますが、ソースがこの本の中に示されていました。マクスウェル・マルツ博士の研究から来ているようですね。調べると21日間というのは眉唾と感じている人もいるようですが、意識を継続するためのきっかけには悪くないのではないかと思いました。
私は行動する人になるため、今日から字を気持ち大き目に書いています。3日坊主にならず21日間続けられれば、自分では上出来ということにします。そんな一見取るに足りないような、些細なことから”行動”です。
KokoDoki Companyさんの翻訳支援ツールマスター講座も申し込みました。以前やっていたIT分野からでもいいので、トライアル合格を目指そうと思います。そう言いながらも特許翻訳もまだあきらめません。まだ十分頑張ったとは言えないからです。